書斎から見る庭が好きです。
特に掃出し窓の足元に見える銀閣寺型の蹲(つくばい)周りが気にいっています。
いい雰囲気を出しているのですが、この部屋を使い始めた頃から気になっていたことがあります。
つくばいの水の出るところ、筧(かけひ)というらしいのですが、ここが古くなったまま放置されています。
本来は、こういう形です。
竹がL字に継がれていますが、継いだ部分にあるはずの部品(名前がわかりません)がとれてしまったのか、ありません。。。
水もしばらく出していないのですが、本来の用途はともかく、見た目も美しくありません。
造園業者さんにお願いすれば、すぐに直してもらえますが、そんなに複雑なものでもなさそうなので、自分で直すことにしました。
とは言うものの、全く知識が無いので、材料が買える店や価格など、ネットで検索しました。
どうやら、イチから作るより、サイズさえ合えば既製品のほうが良さそうです。
素材は、本物の竹とプラスチックの合成竹があるようです。
耐久性では、断然プラスチック製ですが、風情では本物の竹が勝ります。
この度は、本物の竹にすることにしました。
次にL字の継ぎ目の部品の素材選びです。龍安寺のような太い竹の物と、他の木材を焼いて焦げ色をつけたものがあります。
例えば、○○型の蹲にはこれ、××型の蹲ならこれ、といったようなお決まりがあるのかもしれませんが、調べても良くわかりませんでした。
特にどちらが好みというのも無かったので、最初に庭を造った時と同じタイプにしました。
これです。
ちょうどいいサイズも見つかりました。
あまり器用な方ではないので、うまくいくか不安ですが、がんばってみます。