和室の書斎で、すっきり過ごす。

6畳和室をベースにして「シンプルで心地よい暮らし」を研究しています。

和の庭 南庭もいいですが、北庭もいいです。

古いお寺に行くと、本堂や方丈の前後にお庭があります。

基本的には、本堂(方丈)の南側(正面)にあるメインの庭を南庭または前庭と呼び、北側(裏)にある庭を北庭または後庭と呼びます。

由緒あるお庭の場合、単に南庭・北庭と呼ぶのではなく、○○庭など独自の名前がついている場合もあります。

南庭と北庭は趣が全く違う場合も多いのですが、私は北庭の控えめな感じが好きです。

 

京都の大徳寺塔頭寺院、龍源院様のお庭を見てみると

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龍源寺 南庭(一枝垣) まるじん撮影

南庭は、石庭であるのに対し、北庭は・・・

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龍源寺 北庭(竜吟庭) まるじん撮影

苔庭になっています。

どこのお寺でも、北庭は裏庭になるので、南庭に比べ、こじんまりとして控えめな雰囲気のところが多いです。

 

 

 

お寺に限らず、一般の日本家屋のお庭も同じ構造になっていることがあります。

 

 

我が家にもミニマルな裏庭があります。

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掃除や手入れも簡単で、ちょうど大きさが気に入っています。

 

裏庭から縁側にいい風が吹き込みます。家族から「風鈴はここにさげた方がいいよ!」との提案があったので、試しに風鈴をさげてみました。

marujin.hatenablog.com

 

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こちらの方が、いい感じにそよ風が吹き込みます。

風鈴は書斎から移動して、こちらを定位置にします。