古いお寺に行くと、本堂や方丈の前後にお庭があります。
基本的には、本堂(方丈)の南側(正面)にあるメインの庭を南庭または前庭と呼び、北側(裏)にある庭を北庭または後庭と呼びます。
由緒あるお庭の場合、単に南庭・北庭と呼ぶのではなく、○○庭など独自の名前がついている場合もあります。
南庭と北庭は趣が全く違う場合も多いのですが、私は北庭の控えめな感じが好きです。
南庭は、石庭であるのに対し、北庭は・・・
苔庭になっています。
どこのお寺でも、北庭は裏庭になるので、南庭に比べ、こじんまりとして控えめな雰囲気のところが多いです。
お寺に限らず、一般の日本家屋のお庭も同じ構造になっていることがあります。
我が家にもミニマルな裏庭があります。
掃除や手入れも簡単で、ちょうど大きさが気に入っています。
裏庭から縁側にいい風が吹き込みます。家族から「風鈴はここにさげた方がいいよ!」との提案があったので、試しに風鈴をさげてみました。
こちらの方が、いい感じにそよ風が吹き込みます。
風鈴は書斎から移動して、こちらを定位置にします。