和室の書斎で、すっきり過ごす。

6畳和室をベースにして「シンプルで心地よい暮らし」を研究しています。

50歳のおじさん向けの本、読んでみました。

新聞記事下の広告で、弘兼憲史さんの「50歳・・・」という本の広告を立て続けに目にしました。

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弘兼さんといえば、「島耕作」シリーズで私たちの世代にはおなじみの漫画家です。

若い頃、コミックモーニング誌に連載されていた「課長 島耕作」を毎週楽しみにしていたものです。

 

 

その弘兼さんが最近50歳・60歳・70歳と年齢を区切った中高年向けの書籍を次々と発刊されています。

        

 

 

 

面白そうだったので、軽めな感じの本をキンドル版で買って読んでみました。

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内容は「人生の後半をいかに楽しく生きるか」ということをご自身の経験を踏まえて「弘兼流○○」という感じで紹介しています。

 

中でも私が「なるほど、そうだなぁ」と思ったのは、

 何ごともこだわると面倒くさいし、しんどい。

(中略)

 こだわりが面倒くさい、しんどい、バカらしい、ということがわかってきたのは人生後半に入ってからです。こだわりを取っ払ってみたら、人生がすごくラクなった。

 人間、一度手に入れた”ラク”を手放すことなんてできません。爾来、こだわらないで、ラクに、楽しく生きています。

 

50歳を過ぎたら「まあ、いいか」「それがどうした」「人それぞれ」でいこう 弘兼憲史著 幻冬舎 より引用

の部分です。 

 

若い頃からこだわっていて、蘊蓄を語れるくらい知識のあることや好きなことは、ライフスタイルやライフステージが変わっても、なかなか手放せません。

 

私の場合、それは「車」でした。
買い替えるたびにアップグレードしていき、自分でもそれが当たり前だと思っていました。
趣味性の強い車にこだわり「ファミリーカーに乗るくらいなら、車なんて無くてもいい。」と公言していましたので、おいそれと路線変更できません。

周りの人も「まるじんは、A社の車しか乗らない。」と思っているので、見栄もあります。
それに、こだわりを捨てるのは、今までの自分自身を否定するようでイヤでした。

 

ところが、今から5年前に車を入れ替える際、そのこだわりに何か違和感を感じ、じっくり考えた結果、今まで全く対象外だった小さい車に乗り換えました。

 

ちょうど、断捨離やミニマリズムといった考え方が世間で認知されはじめていたので、流行にのったといえば、そうかもしれませんが・・・

 

見栄やこだわりを捨てれば、精神的にも金銭的にもラクになります。

 

そのことに早く気づけて良かったです。

 

かわりに、今の時代や年齢に合った’新しい楽しみ方’を模索していきます。