新潟市の隣の阿賀野市に白鳥が飛来することで有名な「瓢湖(ひょうこ)」という湖があります。
もともとは江戸時代に造られた用水池で、周囲はわずか1,230m程しかない小さな湖なのですが11月~12月頃には5千~6千羽の白鳥がやってきます。
仕事の関係で、ときどき瓢湖の近所の国道を通るのですが、時間があったので久しぶりに寄ってみました。
管理所の看板を見ると飛来数は4826羽となっています。
でも、鴨はたくさんいるのですが、白鳥は数えるほどしかおらず・・・
どう見ても4826羽はいません。。。
優雅な姿を撮影するのも一苦労です。
「白鳥あんまりいないねぇ・・・」と観光客の方の残念そうなつぶやきも聞こえてきましたが、これには訳があります。
実は、ほとんどの白鳥は午前7時~8時くらいの間に瓢湖を飛び立ち、ある場所に向かいます。
ある場所とは・・・
こちらです。
昼間は瓢湖近郊の田んぼに群れをなしています。。。
田んぼに首を突っ込んで餌を食べる姿は、あんまり優雅ではなく・・・かなりギャップがありますが、この辺りでは見慣れた光景です。
白鳥が美しく泳ぐ姿や飛び立つ姿を見たいなら、日の出から1時間くらいの間が勝負になります。
この写真は午後2時に撮影したものです。白鳥はほとんど居ません。
ちなみに9時、11時、15時に餌付けが行われているので、その時間は少し白鳥の数が多くなるかもしれません。未確認ですが・・・
なので、美しい白鳥の姿が見たい方は、ぜひ早朝にお越しください。