様々な雑誌で「茶の湯」に関する特集が組まれることがあります。
書店で見かけると立ち読み目を通すのですが、買うことはめったにありません。
でも、こちらのCasa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2019年 1月号 [茶の湯とデザイン。]は、表紙を開くことなく即買いしてしまいました。
茶室に座りアルカイックスマイルのような微笑みの石田ゆり子さん×茶の湯とデザイン。
思いがけない特集に心が躍ります。
茶室や茶碗、和菓子についての説明記事がメインなのですが・・・
とりあえず後で読むことにして、石田ゆり子さんの特集ページ?を先に読みます。
1969年生まれの石田さんは、私とほぼ同世代です。
若い頃から透明感のある美しさが魅力的だったのですが、年齢を重ねてさらに凛とした美しさが加わり、茶の湯の美意識にピッタリです。
訪れた茶室が「有時庵」という磯崎新氏が設計したモダンな茶室ということもあるのか、和服ではなく洋服です。茶道=和服というイメージにとらわれず、それもまたいい感じです。
躙り口をくぐる所作も美しく・・・
茶道具を探しに京都へ行くという特集もありました。
茶道具屋さんや工房を訪ねられた様子が書かれています。
「茶の湯に興味はないけど、石田ゆり子さんは好き。」という方も是非・・・お薦めです。