年齢を重ねるにつれ、食の好みとともに酒の好みも変わってきました。
30代までは日本酒が嫌いで、付き合い以外では、ほとんど口にしませんでした。ところが40代になってから、吟醸酒などの冷酒ならば美味しい感じるようになり、さらに40代後半から現在に至っては燗酒も美味しいと思うようになりました。
特に冬場は居酒屋に入っても「とりあえず生ビールお願いします!」ではなく「〇〇(日本酒の銘柄)熱燗で!」ということが多くなりました。
家で飲むときも同様で、最初から熱燗でスタートします。
鍋やヤカンで燗をつけるのが正しいのですが、準備に手間がかかります。手早く済ませたい時はレンジでチンしていたのですが、均等に温まらなかったりして不満が残ります。
そこで、以前から気になっていた酒燗器を買うことにしました。家族からは「どうせ、すぐに飽きて使わなくなるんだから・・・」と否定的な意見がありましたが、私のお小遣いで買うので・・・御意見無用ということで!
正直な話、買った私もそれほど期待していなかったのですが(笑)・・・予想に反して、ほぼ毎日大活躍しています。
酒器はフッ素樹脂加工された金属で、フタはプラスチックです。
購入者のレビューを見ると「プラスチックのフタの臭いが気になる」ともありましたが、私は全く気になりません。
酒器に内側に300mlの目安となる水位線が付いています。
ここまで注ぐと約2合になります。正1合は180mlなので2合は360mlなのですが、飲食店などでは150ml前後を1合として提供されることが多いので、便宜上2合とします。
構造はいたってシンプルで電源スイッチと温度調節レバーしかありません。
酒の量や温度、室温によって暖まるまでの時間は変わりますが、酒の温度が20℃の場合、およそ13分程度で出来上がります。
上燗で約44℃です。私はこれくらいの温度が好きです。
燗して美味しい酒を選ぶのも楽しく・・・
今夜も酒がすすみます。。。