和室の書斎で、すっきり過ごす。

6畳和室をベースにして「シンプルで心地よい暮らし」を研究しています。

忘年会シーズンで疲れた胃腸に・・・病気じゃないけど’おかゆ’を食べました。

先週までは忘年会など外での食事が多く、暴飲暴食とまではいきませんが非日常的な食生活が続きました。

私は普段の夕食では、ごはんや麺類などの炭水化物は食べないようにしています。
自宅にいる時は自制できるのですが、外に出ているとつい誘惑に負けてしまい、しめのラーメンまで付き合ってしまうことがたびたびありました。

その影響か、なんとなく胃腸が疲れているような気がしたので、先週末の2日間は’おかゆ’を食べて胃腸を整えました。

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私は胃腸の調子が良くないと、無性に白がゆが食べたくなります。
ちょうど土日が仕事休みだったので、朝食抜き(普段でも朝食は食べません)で、昼食を白がゆに梅干しとほうじ茶、夕食も軽めでアルコール無しというメニューを2日間続けてみました。

気のせいかもしれませんが、心身ともに浄化されたような感じで調子がいいです。

 

ご存知の方も多いと思いますが、永平寺などの修行僧は毎朝おかゆを食べています。

曹洞宗の宗祖 道元禅師の書いた書物の中に「粥有十利(しゅうゆうじり)」といってお粥には10の功徳があると記されています。

粥有十利(しゅうゆうじり)

1.体の血つやがよくなる
2.気力が増す
3.長命になる
4.食べ過ぎにならず体が安楽
5.言葉が清く爽やかになる
6.前に食べたものが残らず、胸焼けしない
7.風邪をひかない
8.消化がよく栄養となって飢えを消す
9.のどの渇きを止める
10.便通も良い

週末禅僧ごはん 吉村昇洋著 主婦と生活社 より引用

いいことばかりですね。科学的根拠はないかもしれませんが、体調の良し悪しは気持ちの問題もありますので・・・それも含め、参考になります。

おかゆに限らず、お寺のごはんは疲れた心身をやさしく癒してくれます。ご興味のある方はお試しください。

 

お寺ごはんについての本は多くありますが、私は吉村昇洋さんの著書が好きです。

 
心が疲れたらお粥を食べなさい。 豊かに食べ、丁寧に生きる禅の教え

 

 週末 禅僧ごはん