元旦の朝、最初にくむ水を若水(わかみず)といいます。
一年の邪気を払うとも言われ、場を清めるために神棚や仏壇に供えます。
供えた水を沸かし、お茶を飲む風習もあるようです。
本来は井戸から水を汲んで行う行事ですが、我が家には井戸がないので水道水で代用します。
家族や来客が寝ているうちに若水の行事を行い、ひとり初釜(はつがま)用に鉄瓶に移しました。
初釜とは、その年最初のお茶会のことです。ひとりでお茶を飲むだけなので、正式な初釜ではありませんが、自分の気分を盛り上げるため「ひとり初釜」と名付けてみました。。。
若水でお茶が飲みたいだけなので、作法は省略します。
お菓子は、絵馬の形をした干支菓子にしました。
ストーブの上に鉄瓶を置き、湯を沸かします。
湯が沸いたら、注いで茶筅を振るだけ・・・
インスタントコーヒーを入れるような手軽さです。。。
湯が少し熱かったので、ゆっくりとお菓子を頂きます。
雪が降ってきたので、庭を眺めながら・・・今年も良い年でありますように。