午前中はテレビで箱根駅伝を応援していました。選手たちのカラフルなシューズを見ていたら、しばらく革靴を磨いていないことを思い出しました。
休み明けに得意先に挨拶回りをするので、新年らしくピカピカな靴で伺おうと思い、さっそく磨くことにしました。
当日の積雪によって靴を替えるので、普通の革靴と雪用のブーツの両方を準備しなければなりません。
ブーツを履く可能性が高いのですが、両方とも磨いておくことにしました。
若い頃(二十年以上前?)に買ったM.MOWBRAYのシューケアキットが、いまだに現役で活躍しています。靴墨やクリーム・ブラシは買い換えましたが、木製のケースは新品のようにキレイなままで使っています。
私は仕事柄、頻繁に革靴を履くわけではないので、手入れ次第では、かなり長持ちします。
向かって左側のサイドゴアブーツは8年くらい、右側のストレートチップは15年以上履いています。
服は手頃な価格の物を頻繁に買い替えるという考えですが、革靴は質の良い物を長く履くようにしています。
定番の紳士靴は流行り廃りが少ないので、年季の入った物を履いていても問題はありません。
それどころか、長い間丁寧に手入れしてきた革靴は、塗り重ねたクリームが重厚感というか貫禄のようなもの醸し出すようになってきます。そうすると、いっそう愛着を感じるようになり、ますます手放せなくなってきます。
サイドゴアブーツの方は、ゴムの部分が緩くなってきたので買い替えを検討する時期になっていますが、ストレートチップの方は靴底をメンテナンスしてもらったばかりなので、もう10年は履くつもりです。
靴に限らず、革製品は手入れしながらエイジングを楽しめるので、その変化が面白いですね。