本日、1月11日は”鏡開き”の日です。
”鏡開き”とは、お正月に歳神様にお供えした鏡餅を木槌や金槌で割り、それを食べて1年間の無病息災を願うという行事です。
実際は鏡餅を叩いたり割ったりするのですが、「叩く」「割る」というのは縁起が良くないので、「開く」という表現にしたようです。
最近では、昔ながらの鏡餅は供える家庭は少なく、パック入りの鏡餅を供えます。
我が家も、例外ではなく・・・パック入りの餅を、文字通り開きました(笑)
中身を取り出します。
本来、鏡餅は丸いものなので、パック餅も小さい丸餅が入っている物もありますが、今年は角餅のパックにしてみました。
本体は説明書きに従い、つぶしてみました。
三方など紙類とプラスチックを分別します。
ほんの10日くらい供えて、その後解体するのは何だかもったいないような気がします。
若い頃は「餅だけ頂いて、本体は来年も飾れば無駄がないのに・・・」と心の中で思っていました。
お雛様や五月人形と同じだと思えば、そう考えても不思議ではありません。
しかし、その由来や意味を知ると、短期間と言えども毎年新しい物を供えることに合点がいきます。
(もう少し深く考えると、鏡餅の形をしたプラスチック製の物を供えるのもどうかな?という疑問も沸いてきますが・・・)
まあ、細かいことは考えず、ありがたく餅を頂いて1年間の無病息災を祈願します。