前回の記事で「出窓に置く花や盆栽は高さ23cm以下にする。」と書きました。
私はミニ盆栽を育てていますが、記事を書きながら「正式には、どれくらいの大きさをミニ盆栽と呼ぶのだろう?」と気になって、複数のサイトで調べてみました。
多少の違いはありましたが、概ねこのように分類されていました。
豆盆栽・ミニ盆栽 樹高10cm未満
小品(しょうひん)盆栽 樹高10cm~19cmくらい
貴風(きふう)盆栽 樹高20cm~34cmくらい
中品(ちゅうひん)盆栽 樹高35cm~40cmくらい
(大品)盆栽 樹高40cm以上
盆栽鉢の大きさ(高さ)は関係なく、あくまでも樹の高さで決まるようです。
私は片手で軽く持てるくらいの物が”ミニ盆栽”だと思っていたのですが・・・
ミニ盆栽の樹高は10cm未満とあります。10cm未満だとかなり小さいです。
試しに手持ちの盆栽の樹高を測ってみました。
まずは一番小さいモミジと白紫檀(しろしたん)を測ってみます。
モミジはすっかり落葉して枝だけになっていますが約13cmなのでミニ盆栽ではなく小品盆栽になります。
小さいサイズの物でこれですから、大きい物は測らなくてもわかりますが、分類するため測ってみました。
白丁花は、大きく曲がっているので測り方がわかりません。。。
とりあえず、土面から垂直に測ってみました。
13~14cmです。
五葉松は約20cmです。
大き目の小品盆栽か小さめの貴風盆栽です。
紅梅は完全に貴風盆栽です。
五葉松と紅梅は別として、その他はミニ盆栽だと思っていたので、ちょっとショックです。。。
樹高以外にも幹の太さとか、その他の要素があるのかもしれませんが、専門家ではないのでわかりません。
専門的な分類は別として、一般的にはミニ盆栽(樹高10cm未満)と小品盆栽(樹高10cm~19cm)の区別は曖昧です。販売店でもミニ盆栽と小品盆栽を一括りにしていることも多いように見受けられます。
ミニ盆栽といった方がお手軽な感じで、わかりやすいからでしょうか。
私も「どっちでもいい」と思うので、このブログでは鉢も入れて全高20cm前後までの物を”ミニ盆栽”と呼んで紹介していきます。