少し前に、ばあちゃんの大根干しの最終バージョンをご紹介しました。
ところが、それは私の勝手な思い込みで、さらに次のバージョンが存在していました。
天気のいい朝、ばあちゃんが外で何か作業をしているようです。
気になったのでちょっと覗いてみました。
ちょうど一段落したようで道具だけ残っていて、ばあちゃんはいません。
大きなザルに切られた大根、大きなまな板、包丁2本、小さいピーラー、それと羽子板くらいの大きさの木製のクラシカルなおろし金のような物・・・
しばらくすると、ばあちゃんが戻ってきました。この道具を使って出来たものを干し場に広げてきたそうです。
さっそく見に行ってみました。
梅干用の直径60cmくらいの大きなザルに細く切られた大根が・・・
どうやら、あの木製の道具を使って大量生産したようです。
これは何の料理に使うのか?聞かなくても、私でもわかります。”切り干し大根”ですね。
作業場に戻ると、また別の作業が始まっていました。
中途半端に残った大根を半月やイチョウの葉のような形に切っています。
それらも大きなザルに広げられて・・・
こちらも”切り干し大根”らしいです。ばあちゃんは両方とも”干しカブ”と言っていましたが、カブではなく大根です。。。
大きなザルが5つ並びました。
何日かわかりませんが、完全に水分が抜けるまで干すそうです。
それにしても・・・大根は芸達者?ですね。