新潟市北区にある福島潟の春の風物詩、ヨシ焼きが行われました。(残念ながら過去形です。)
毎年、3月中旬~下旬の休日に行われるのですが、2019年は3月21日に開催されました。
私は、うっかり日程の確認を忘れてしまい、新聞記事で知ることになってしまいました。。。
写真記事 2019年3月22日 新潟日報 朝刊紙面より引用
この福島潟のヨシ焼きについて、新潟市の文化資源情報サイトではこのように紹介されています。
福島潟 新芽呼ぶヨシ焼き
【市民文化遺産】
福島潟にて、ヨシの新芽の成長促進、害虫駆除、富栄養化防止、潟植物の育成環境の維持など、潟環境保全のため古くから春の風物詩として行われています。潟一面に立ち上がる炎は、まさに圧巻です。
<開催時期> 3月中旬〜下旬ニイガタカラ.Netより引用 引用記事はこちらです↓
間に合わなかったのは仕方ないので、また来年のお楽しみにするとして、焼けた跡地を確認してきました。
新聞の写真のように炎と煙が舞い上がるのですが、終わった直後こんな状態になります。
福島潟は潟全体にヨシが生い茂っており、このヨシ焼きで焼かれるのは全体のほんの一部です。
大部分はヨシ焼き後でもこんな感じで・・・
野火の取り扱いが規制されている現代では、管理者が許可をとって行う以外に勝手に野焼きを行う事はできません。
そのせいもあって、最近では本来の目的よりも地域イベントとしての要素が強くなっているようです。あちこちであがる炎や煙を見て歓声をあげたり、写真を撮ったり、老若男女、参加する人も見物する人もそれぞれ楽しんでおられるようです。
特に有名な行事ではありませんが、季節の風物詩として、ずっと続けてもらいたいです。