最近、家でお茶を点てることが多くなりました。
インスタントコーヒーを淹れるように雑に淹れるのですが、それだとあまりにも簡単で味気ありません。
なので、もう少し丁寧に淹れて、より美味しくいただこうと考えてみました。
一連の動作で一番雑に感じるのが、電気ポットから湯を注ぐ時です。まったく風情を感じないどころか、何だか申し訳ないような気分になってしまいます。
「釜から柄杓で」というわけにはいきませんが、さてどうしたものか・・・などと考えていたら、いいことを思いつきました。
鉄瓶を使うのです。
茶道でも略手前(お盆点て)では、「釜から柄杓で」ではなく鉄瓶から直接お湯を注ぎます。なので、ポットから注ぐよりは桁違いに気分が良くなるはずです。
さて、どんな鉄瓶がいいでしょう??
お茶3~4服の量が入ればいいので、400ml~500mlの容量の小さい鉄瓶で十分です。
本当の鉄瓶でその大きさは無さそうなので、急須兼用の物を買ってみました。
内側がホーロー加工されているものだと錆ないので手入れは簡単なようですが、美味しさと鉄分補給考えて、少し手間のかかるホーローなしの物にしました。
使用後はお湯を空にして水分を蒸発乾燥させないとすぐに錆がでるようなので、取り扱いは慎重に・・・
それで、毎日お湯を沸かしていると、1ヶ月くらいで中が白っぽくなってくるようです。
まだ、3日目なので全然黒いままです。。。
その白っぽいのは湯あかで、それが付き始めると使い始めよりお湯が美味しくなるそうです。「慣らし」が必要ということですね。
使えば使うほどお湯が美味しくなるそうなので、大切に育てていきます。