いつもは朝暗いうちに部屋の掃除をするのですが、休日は少し明るくなってからするようにしてます。
いつもと同じ手順で掃除をするのですが、時間帯が違うと見える景色も違って、楽しいです。
掃除が終わり、一旦部屋を出ようと出窓の障子を閉めたら・・・
面白い陰影が見えました。
庭の木々が陽に当たり、風に吹かれて揺れているだけなのですが、その様子が非常に美しく感じられます。
心に余裕がないと、この景色は見えません。
目に入っていても気がつかないのです。心に余裕があるときは、こんな何でもない日常風景でも、心の琴線に触れて美しいと感じます。
せっかくなので、こたつに座ってしばらく眺めていました。
障子がスクリーンのようで、見ていて飽きません。
写真を撮っている間にも、光の強さや影のぼやけ方が変わってきます。
ずっとこんな感じなら、出窓に何も飾らなくても良さそうです。
そんなことを思っているうちに、日が陰ってきました。ほんの一瞬でしたが、いいものが見られました。