ここのところ、新年会や賀詞交歓会でスーツを着る機会が多くあります。着る機会が多いということは、その分汚れるということなのですが、スーツやジャケットはシャツなどとは違い、頻繁にクリーニング出来ません。
スーツやジャケットはクリーニングし過ぎると生地の風合いが変わったり、型崩れするので、出来るだけクリーニングする回数を減らした方がいいです。
大きなシミや汚れが付いた場合は別ですが、通常は年1回だけシーズンオフにクリーニングに出すくらいにした方がいいと思います。
とはいうものの、宴会などに出席すると、たばこや料理の臭いが付きますし、注意していてもホコリやちょったした汚れはついてしまいます。
そのまま放って置くと次に着る際に臭いが気になったり、汚れが目立ってしまうので早めのメンテナンスが必要です。
そこで私は、スーツを脱いだらすぐにブラッシングをして除菌消臭スプレーかけ、廊下などの広いところで陰干しするようにしています。
洋服ブラシは、様々な素材がありますが豚毛や馬毛といった天然素材がいいです。
持ち手も天然木のほうが味わいがあり、大切に扱う気持ちになれます。
あまり強くブラッシングすると生地が傷むので、毛先を使って軽くリズミカルに動かします。
繊維の流れに逆らわないように、基本的に上から下へ向かってかけていきます。
ブラッシングが終わったら、全体に除菌消臭スプレーをかけて完了です。
私はこのような赤ちゃんの衣類にも使える香料無添加の物を使っています。強力脱臭をうたった男性向けの商品もありますが、成分はそれほど変わりません。男性向けの物は香料がきついものが多いので注意が必要です。
帰宅後すぐにメンテナンスするのは億劫なときもありますが、後回しにすると忘れてしまうこともあるので「帰ったらすぐに!」が鉄則です。
ほんのちょっとの手間ですが、いつも気持ちよく着れるようにコツコツと積み重ねていきます。