私はひとりで居酒屋に行くのが好きです。
そんな私の”ひとり居酒屋”の師匠(私が勝手に私淑しているだけですが)は、太田和彦さんです。
全国の居酒屋を紹介するテレビ番組をはじめ、居酒屋に関する著書も多数出版されています。太田流の一人酒作法などウンチクが盛りだくさんで、私自身の飲み方と対比したり酒と肴の組み合わせをマネしてみたりと、面白く拝見させていただいています。
その太田さんとは別にもうひとり、気に入っている「ひとり酒」の先生がいらっしゃいます。
「村崎ワカコ26歳。酒飲みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう、女ひとり酒。」のイントロダクションで始まる”ワカコ酒”の主人公村崎ワカコさんです。
こちらは、マンガ原作のグルメドラマです。OLの村崎ワカコさんが仕事帰りなどに、ひとりで飲み屋に立ち寄り、店内や周りの客の様子を見ながら、遠慮がちに飲み物や料理を注文し飲食するというドラマです。
お酒や料理を注文するときや飲食したときの独り言のような脳内会議が面白く、また、酒と肴がマッチした瞬間に発せられる「ぷしゅー」という名セリフ?と至福の笑顔が酒飲み心をくすぐります。
松重豊さん演じる「”孤独のグルメ”の井之頭五郎」の”女性版酒飲み編”といった感じですね。